世界はそうやって回ってるし、そう回さなきゃいけないわけだ

CSR(Corporate Social Responsibility )企業の社会的責任 という言葉は人口に膾炙して久しい。

現在、岡崎の結婚式で知り合った鍼灸師兼デザイナーを居候させている。一応、電気水道代程度はいただいているが。

部屋に居候させるの、六人目。 学生寮時代の同期、留学時代の親友、新卒の同期、災害ボランティアで間接的に知り合った佐賀大学の学生、フリーの編集者の知り合い、そして今回。

なぜそんなことをしているのか、というと今回のタイトルが真っ先に出てくる。
自分は幸いにして東京である程度広い部屋に住んでいるし、何か困っている人がいたらできる範囲で手を差し伸べるだけの余裕はある。 であれば、むしろなぜ手伝わないのか、という結論にしか至らない。
AirBnBで貸せば、なんて話も出てきたりするけど、別にお金を稼ぎたいわけではなく個人の成長を支援することがしたいだけなので一切興味がない。興味ない人が泊まりにくるのは嫌だし(きちんと選り好みすればいいんだよ、なんて話もあるけどそこのコストがだるい。まあそれは別の話)

VC的な話に近いのもあるのではないか、自分はお金を持っているわけではないが、前述した資産を持っている。ということはそれを誰かに投資しているわけなのだ、リターンを期待しているわけではない、もちろん。
そして資産というのは部屋だけでなく社会的資本という考えもあるので、自分の知っている人や場所を居候に紹介することも言ってしまえば一つの投資なのだ。 

なんて考えていたら企業じゃないんだし、
PSR(Personal Social Responsibility)って言葉が浮かんだ。個人的な社会責任、とでも訳すか。そう、あくまでも個人的な話であり、趣味の延長線上でしかないのだ。 助けているなんて感覚でもないし、むしろ自分が一番楽しんでいるかもしれない。 
いや、CSRという言葉を使う方がいいからやはり今まで通り「自分なりのCSR」というのが良い気もしてきた。
なんにせよ、"誰かを助けるのに理由がいるかい?"

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